葉山と湯殿山。修験の山に身をおいて

かつての出羽三山のひとつ「葉山」の奥の院へ

山形県寒河江市にある霊峰、葉山(村山葉山)。葉山は奈良時代から修験の山として知られ、かつては出羽三山のひとつでした。

秋も深まる過日、葉山奥の院まで登拝。

奥の院は、山頂とは少し別の場所にあります。

先達くださった和光院さんは、毎年葉山に登られるそうです。

「観光ではなくて信仰の心で登ると、目に見えるものが違う」とおっしゃったのが、とても印象的。

まさに和光院さんのおっしゃるとおり、登る道中、その瞬間その瞬間、目に入ってくるものは特別な輝きを放ち、心に沁みる風景にたくさん出会えました。

先達と共に奥の院まで行けたことは、とても貴重なこと。

山へ入り、登り始め、不思議と足が重かったり呼吸が浅くなったりと、登りにくく感じることがありました。

それは修験の山だからこそ、登拝というこころもちであるがゆえの体験なのだそう。

山へ、導いていただくことをお願いしながら、不思議にふっと軽くなっていく瞬間がありました。それからは、少しづつゆとりが出てきて、共鳴を感じ、気持ちよくなり、無事に導いていただけました。

奥の院までお参りするということは、理屈を超えた、神聖な行為なのだと感じます。

 

一般的に、葉山へは4時間くらいかけて登るのが理想です。

今回は、速足で登ったので、比較的早く奥の院に到着。

奥の院でのお参り。

先達の姿は格別です。

 

色々な方たちとの出会いもありました!

葉山をこよなく愛しているような地元の方との語らい。雪囲いなども地元の有志の方がするそう。その手間暇をかけて大切にしていること、温かな心にふれさせていただき、とてもありがたく嬉しく感じました。

 

霊峰葉山の奥の院への登拝。

道中の風景、空気、たくさんのことを体感できたことは、私の糧となる素晴らしい経験となりました。


↑月山の山頂を臨むことができる素晴らしい場所


↑神様が降りて舞を舞う舞台のような、おおつぼ石

 


↑パワフルな木々や岩、迎えてくれた鳥のさえずり

 


↑山々の鮮やかな紅葉のコントラスト。落ち葉の道

 

 

湯殿山の月参り

11月1日は、湯殿山の閉山式。この日を境に、冬季は湯殿山に入ることができません。

閉山式の直前の10月30日、月に一度の湯殿山へのお参り。

この日は、庄内地方でもこの時期では珍しい台風でした。雨風もさることながら、10月末とは思えないほど寒い日で、あられも降ってきました。

悪天候により、当初の参拝ルートを大幅に変更。さらに、危険の判断で湯殿山へのゲートがクローズとなり、運行バスなども運休。本来、参拝できないところだったのですが、ありがたいことに入れていただくことになりました。

いつもと違う参拝への道。いつもと違う景色。

不思議なことに、参拝中は雨も風も止んでくれたのでした。

湯殿山の参拝については、「言うなかれ。語るなかれ」とされています。ここでは写真も撮れません。

寒くて、手も足もかじかむなか、堂々と御鎮座されているご神体の姿。

なかなか見ることのできない幻想的な素晴らしい空間だったこと。

改めて思い返せば、今でもありがたさが深まっていきます。

肌も冷たく、引き締まるなかでの参拝に、心は満たされていきました。

先達の印を切る姿。

他に誰もいない静けさ。

私も、精一杯にお参りさせていただきました。

「もう少し、ここにいたい」と思うほどの、いい参拝でした。

 

湯殿山といえば、この1カ月前に、ここで神子修行をしています。

そのときは、秋の始まりの自然に身をおいて修行させていただきました。滝行が懐かしいくらい。「自然は、1カ月でこんなに違うのだ」と感じさせられました。

 

語るなかれの湯殿山。

そこに身をおき、体感していただきたい。感じることは、いつも様々。毎度違って、人それぞれ。

だから、またお参りへ行こうと思う。

 

最後は、御神湯をいただいて帰ってきました。

冬の始まりを感じるこの日、かけがえのない1日を過ごさせていただきました。

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